慣用句の最近のブログ記事
テレビ番組で、絆は「深まる」、「強まる」のどちらが正解でしょう?という問題がありました。
答えとしては「絆が強まる」が正解だったのですが、どちらが正解なのか悩んだのでネットで検索!
すると、同じように誤りやすい日本語をまとめているページを発見しましたのでご紹介します。
ライフウィズSAGAMIさん
http://www.sgm.co.jp/life/sai/000_9/
日本語常識より一部引用します。
×「絆が深まる」
○「絆が強まる」
人と人との離れ難い結びつきを「絆」と言います。結びつきなので「深まる」とは言わず「強まる」と言うのが正解。
×「暮れも押し迫るころ」
○「暮れも押し詰まるころ」
「暮れも押し迫るころになりました」とはよく年末に聞く言葉ですが、「暮れ」は「押し迫る」ではなく「押し詰まる」が正解。
ただし、今ではニュースや新聞でもこの使われ方をしているので「押し詰まる」ではなく「押し迫る」が認められてしまいそうな気配です。
×「愛想(あいそ)をふりまく」
○「愛嬌(あいきょう)をふりまく」
「愛想」とは人に接して示す好意や愛らしさを言い、一方「愛嬌」は、人に好かれるようにする仕草で、どちらも似たような意味なので混乱しますが、慣用句に「愛想をふりまく」はありません。
すっかり嫌気がさすという意味に「愛想を尽かす」という言葉があるので、愛想もふりまけないと覚えておくといいでしょう。
×「汚名挽回・汚名回復」
○「汚名返上」「汚名をそそぐ」
「汚名挽回のために頑張ります」などと言っている人がいますが、「汚名」とは不名誉な評判のことなので、汚名を挽回したり、回復するというのは、不名誉を繰り返すと言う意味になってしまいます。
正しくは「汚名返上」「汚名をそそぐ」です。「汚名返上、名誉挽回」と覚えておきましょう。
×「熱にうなされる」
○「熱に浮かされる」
「熱にうなされる」のどこが変なの?と思いますが、うなされる(魘される)というのは恐ろしい夢などを見て、寝ている間に苦しそうな声をあげることを言うので「夢にうなされる」とは言っても「熱にうなされる」とは言いません。もっとも高熱で悪夢を見ることもありますけど....。
「浮かされる」は心が正常でなくなることを言うので「熱に浮かされる」とは高熱で意識が朦朧として不確かな状態になることです。
×「不測の事態に備えて」
○「最悪の事態に備えて」
予測のできない事態のことを「不測の事態」というので、予測ができないものに対して備えることはできません。
備えることができれば、それは「不測」ではないからです。「最悪の事態に備えて」と言うのが正しいですね。
「酒池肉林」⇒美女はいません(笑)
この言葉、お酒がいっぱいあって、美女もたくさんいてと思っている方が多いようですね。「酒池肉林」の出典は、「史記」の中にある「以酒為池 懸肉為林」で、池を作れるほど酒があって、棒に刺した肉は林と見まがうほどあるという豪華な酒宴を意味します。ですので、「肉」は美女を例えたものではありません。
「燈台もと暗し」⇒岬の灯台ではありません
自分の近くのことは、かえってわかりにくいという意味ですが、ここで言う「燈台」は、昔の照明器具の「燈台」でろうそくを立てた台のことです。これはあかりを照らしても直ぐ下が陰になって暗いことから、生まれた言葉なんです。
同じ「とうだい」でも岬の灯台のことではありません。
「けりをつける」⇒「蹴り」ではありません
ドラマや映画などで「けりをつけようじゃないか!」という台詞をよく聞きますが、「けりをつける」とは物事に決着をつけることを言います。荒々しさを感じる言葉なので「蹴りを入れる」の「蹴り」のことだと思う人が多いのですが違います。これは、古来の俳句や万葉集など古典文学で、文の終わりに用いた助動詞「けり」に由来します。
古典文学では助動詞「?けり」を付けて終わるものが多いことから、結末を迎えることが出来たという意味で、「けりをつける」「けりがつく」と言われるようになりました。
「閑古鳥が鳴く」⇒閑古鳥ってどんな鳥?
客足が途絶えてひっそりとした店舗を「閑古鳥が鳴いている」などと言いますが、閑古鳥という鳥はいるのでしょうか?閑古鳥とはホトトギスの仲間の「カッコウ」という鳥の異名です。
「かっこう」「かっこう」と鳴くその声が寂しげに聞こえることから生まれた言葉なのです。
「最後の追い込み」
受験生などがよく使う「最後の追い込み」。追い込みという言葉自体が、最後の段階で更に頑張るという意味なので「最後」という言葉は重ねない。
「被害をこうむる」
「害をこうむること」が被害なので重言。でも結構使われていますよね。
いかがでしょうか?
いずれも間違えやすいと思いますので、今のうちにしっかりと正しい用法を覚えておきましょう!
第1回での経験から、実際の試験では時間的に迷っている時間は無いと思います。
今のうちに最後の追い込み・・・いや、ラストスパートを掛けて覚えきりましょう。
そのことで十分満足すべきである、という意味。
「まともに勉強したとは言えないのだから、及第できさえすれば以て瞑すべしだ」
三省堂 故事ことわざ・慣用句辞典より
必要以上に求めるべきではありません、ということですね。
大き目の瓶に直接口をつけて飲むこと、ですね。
意味は簡単だけど、読みが難しいので書いてみました。
喇叭は金管楽器のラッパですね。
由来は諸説あるようですが、まぁ中国語が元なのではないでしょうか。
自然のままの理想郷。何もなく果てしなく広々とした所の意。「むかうのさと」とも読む。
[原文] 「何(なん)ぞ之(これ)を無何有(むかゆう)の郷(きょう)、
広莫(こうばく)の野(や)に樹(う)え、彷徨(ほうこう)乎(こ)として其(そ)の側(かたわら)に無為(むい)にし、
逍遥乎(しょうようこ)として其(そ)の下(した)に寝臥(しんが)せざる
〔なぜ、これを何もない土地や広々とした野原に植え、のんびりと何もせずにその側に居(お)り、
屈託なくその木の下に寝そべろうとなさらないのですか〕」
引用: 三省堂 故事ことわざ・慣用句辞典
何ともいえない心地よさを持つ言葉ですね!
気候の良い季節は休みを取って無何有の郷で休息を・・・


